1.地理
わがまち岩崎町は、日進市の北部に位置し、市内にある19の行政区の中で、2番目に世帯数の多い区です。区内は(神明・市場・町側・竹ノ山・梅ノ木・他6自治会)で成り立っています。
町内には、中心部に標高134m、緑が多い日進市の中でもひときわ自然あふれる御嶽山があります。また、町内には「岩崎城址公園」や御嶽信仰の分山である「岩崎御嶽社」をはじめとした多くのお寺・神社などがあり、見どころいっぱいです。
2.地名の由来
岩崎町の地名は「尾張国地名考」によりますと、当地にあった岩山の崎にあったことから名付けられたと言われています。
3.岩崎町の歴史
沿革 江戸時代ー尾張の国、愛知郡の水野代官所支配の岩崎村として所在。
- 1889年(明治22年)合併に伴い、岩崎村大字岩崎となる。
- 1906年(明治39年)合併に伴い、日進村大字岩崎となる。
- 1958年(昭和33年)町制施行に伴い、日進町大字岩崎となる。
- 1994年(平成6年)市制施行に伴い、日進市岩崎町に改称。
- 1995年(平成7年)一部が岩崎台となる。
- 2012年(平成24年)一部が竹の山1丁目に編入。
4.岩崎町の名所・旧跡
岩崎城
岩崎城は、家康・秀吉が天下の覇権を争った小牧長久手の合戦にも登場する貴重な城跡です。また、本城跡には六世紀の古墳の遺構も残しており、当地の有力者からも注目されていました。天守閣から岩崎町内を一望できます。
今のお城は、昭和62年に展望台として建てられています。天守閣から岩崎町内を一望できます。
古地図 岩崎城址公園からの眺め
岩崎御嶽社
岩崎御嶽社は万延元年(1860)明心行者・明寛行者の二人が、夢のお告げにより木曽の御嶽大神を岩崎山に勧請したのが始まりと言われています。
毎年、御嶽神社の祭事や年末年始には多くの参拝者でにぎわいます。
御嶽社
岩嵜瀧(菊水の滝)
菊水の滝は御嶽社のふもとにあって、昔の御嶽信仰の信者の人々は、この滝に打たれて身を清めてから山に登ったと言われています。
なお、この菊水の滝は江戸時代の「尾張名所図会」にも掲載されています。
尾張名所図会
菊水の滝